効果の点ではレーザー脱毛!自分に合った脱毛方法を見つけよう!

レーザー脱毛
ムダ毛処理は、1年を通して気になる問題となっています。ムダ毛処理に関して、レーザー脱毛やサロン脱毛・光脱毛等さまざまな言葉を広告等で耳にするようになりました。ここではレーザー脱毛の方法を中心に、自分に合った脱毛方法とは何かを探っていきます。

レーザー脱毛に使われるレーザーの威力は強力!

レーザー脱毛とは、それぞれの波長によって作用する色や物質が異なるというレーザーの性質を利用した脱毛方法です。
ここでは黒い色素に吸収されやすい波長のものだけを単一で使い、それを高い出力で照射することで毛根と毛乳頭のメラニンの黒色だけに熱のダメージを与えます。その熱が毛を作り出す元である毛球部の毛母細胞にまで及びそれを破壊するため、それ以降の毛の再生が困難になり永久脱毛も可能になるのです。
このように強力な威力を持つレーザーですが、それは単一のターゲットにのみ作用するため、皮膚の表面は透過し皮膚の表面やその周辺の細胞を傷つけることはなく皮膚に傷を残すこともありません。またその威力のためレーザー脱毛は医療行為とされています。

日々進化している!レーザー脱毛

現在日本国内で行われているレーザー脱毛にはいくつかの方法があります。
まず、アレキサンドライトという石を使ったレーザーによりメラニン色素を破壊する脱毛方法。
アレキサンドライトレーザーは、0.1秒の照射時間で約20~30もの毛根を処理できるといわれる効率の良い脱毛方法です。冷却するガスを皮膚に吹き付けながらレーザーを照射します。痛みを軽減するために肌を冷却させる手段として、他の方法のようなジェルの塗布ではなく冷却ガスの噴射をとっているため、ジェルによる肌トラブルが心配な人に適した方法です。
ダイオードレーザーは半導体を使ってメラニン色素に反応するレーザーを照射する方法で、これに使う脱毛機器のヘッド部分は他のレーザー脱毛の機器に比べて広いため、短時間で脱毛できます。また低刺激で痛みも少ないという特徴があります。
さらに色素に吸収されるレーザーの中ではもっとも波長が長いのが、ロングパルスヤグレーザーです。深達度が高いためレーザーによる熱がより深部にまで届き、IラインやVラインなどの脱毛や色黒の人さらには男性の濃いひげの脱毛にも高い効果が望めます。
これ以外にも医療機関で使用されるレーザー脱毛機器は開発されており、その技術は進化中です。

サロン脱毛とレーザー脱毛、違いは何?

エステサロンでも専門家による脱毛の施術を受けることができ、それは光脱毛とよばれています。
黒いメラニン色素に反応する光を当てその部分を焼くという基本的なメカニズムは光脱毛もレーザー脱毛と同様で、どちらの脱毛方法も毛根細胞にダメージを与えることにより効果を得る行為です。
そのような両者の違いは、照射出力の差。レーザー脱毛では毛根を破壊するほどの高いエネルギーを持った光を照射しますが、光脱毛にはそこまでのパワーはありません。継続して施術を受けることで光脱毛の方法によってでも発毛組織の働きを鈍らせることはできますが、毛根は残っているために永久的な脱毛の効果を望むことは難しいといえます。
この照射出力の違いは、施術を行う側の資格という形でも現れ、医療行為とされるレーザー脱毛は医師・看護師にしか認められていないのに対し、光脱毛はどのサロンでも施すことが可能で、そのための特別な資格は必要とされていません。

永久脱毛も可能なレーザー脱毛には、メリットしかない?

レーザー脱毛のメリットとしてまず挙げられる点は、高い照射パワーによる脱毛効果の高さです。強力なレーザー機器を使用しているために脱毛が完了するまでの期間は短くて済み、照射の回数は平均して5~6回であるといわれています。しかもその効果は永久的といえるほど長く続くこともメリットです。
また医療行為であるため施術は資格のある医師や看護師によってなされることが安全性の上での大きなメリットとなっています。施術行為のみならず、施術の前後に医師による診察があるためより安心でき、万が一のトラブル発生時にも常駐している医師に即座に対応してもらうことが可能です。
反面、レーザー脱毛には費用が高いとのデメリットがあります。サロンでの脱毛であれば1回当たり数千円で済むところ、レーザー脱毛では1部位当たり1万~2万円かかるともいわれています。
さらに痛みが強いということもレーザー脱毛の弱点。毛根にまでレーザーの光が達するためそれに痛みが伴うのは仕方のないことともいえますが、このデメリットを改善するための技術は日々研究されています。

自分に合った脱毛方法を見つけ出そう!

レーザー脱毛にはメリットもデメリットもあり、エステサロンの光脱毛のそれと表裏一体の関係になっています。
費用や回数をどのぐらいかけることができるのかはそれぞれ事情が違い、また痛みに強い人も弱い人もいます。医師によるケアのあることが絶対的な条件と考える人もいればそこまで求めない人もいるでしょう。このように考えると、一般論としてどの脱毛方法がよいのかを言い切ることはできないといえます。
さらにどちらか一つの方法だけに決めてしまうのではなく、例えば費用の安い光脱毛でムダ毛を減らした後なお目立っている毛をレーザー脱毛で永久脱毛するというように、両者を併用することもできないわけではありません。
さまざまな脱毛方法のメリット・デメリットを調べた上で自分の目的に合った方法を探し出し、納得できる方法で身体をスッキリさせてください。