脱毛中にやってはいけない行動とは?

脱毛中にやってはいけない行動とは?
ムダ毛をプロによって処理してもらえるエステやクリニックでの脱毛。実は施術に際して避けるべき行動があることをご存知でしょうか。
状態によっては施術を断られてしまうこともあるので、スケジュールを崩さないためにも、しっかり把握しておきましょう。

施術期間中の日焼けは厳禁

脱毛のためにサロンやクリニックに通っている間は、日焼けをしないようにしなければなりません。施術の前、あるいは後だけ気を付ければいいのではなく、期間中ずっと日焼けを避けなければならないのです。
脱毛中の日焼けが禁止されているのには、大きく分けて3つの理由があります。1つめは痛みを感じやすくなるからです。日焼けした肌は水分を失って乾燥している状態。ここに更に熱を加えると、痛みが倍増してしまうのです。
脱毛効果が下がってしまう、というのが2つめの理由です。クリニックやエステで行われている光を使った脱毛は、ムダ毛の黒い色素に働きかけることで効果を出します。つまり肌が黒くなっているとそちらにも光が反応してしまい、施術効果が落ちてしまうのです。
肌トラブルが多くなるのが3つめの理由です。日焼けした肌はいわば火傷している状態。そこに熱を加えて脱毛を行おうとすると肌トラブルのリスクが高まり、色素沈着やシミをつくる可能性が高くなってしまいます。
日焼けをしてしまうと、肌の調子が整うまで施術が受けられないと思った方が良いでしょう。脱毛は毛周期に合わせて行っていくので、うっかり日焼けが脱毛期間の延長に繋がってしまうかもしれません。紫外線対策は十分に行いましょう。

予防接種を受けてはいけない理由は?

毎年冬になると、多くの人がインフルエンザの予防接種を受けています。しかし予防接種を受けた1週間の間は、脱毛ができなくなります。
インフルエンザをはじめとする予防接種は、人によっては肌の状態を敏感にしたり、アレルギー反応を起こしたりといったトラブルを起こします。中には注射痕が赤くはれ上がったり、体調そのものが悪くなる人もいるのです。そのため安全のために予防接種後1週間は様子を見るようにしているところが多いのです。
なら脱毛してから予防接種を受ければいい、と思うかもしれませんが、こちらも体調を崩しやすくなるので基本避けるべきです。施術後で敏感になっている肌に更に負担をかけることになりますし、予防接種の副作用が現れるリスクが高くなってしまいます。
予防接種後1週間から10日程は、体が免疫を作り出している大切な時期です。安心安全のためにも、予防接種と脱毛施術日はかち合わないようにスケジュール調整しましょう。

施術前後はお酒も駄目?

お酒が好きでよく飲んでいるという人も多いかと思いますが、脱毛前後の飲酒は避けるようにしましょう。
特に忘れがちなのが脱毛前の飲酒。酔った状態で施術を受けると、気分が悪くなることがあります。また、施術を受けるスペースはかなり狭いため、酒臭い状態で行くのはマナー違反。施術してもらうスタッフさんに嫌な思いをさせないようにしなければなりません。
またお酒を飲むと血行が良くなるため、脱毛器の光をいつもより熱く感じたり、かゆくなることもあります。施術後お酒を飲んでかゆみが出、ついかきむしったりしてしまうと、肌へのダメージも深刻化してしまうのです。体温が上昇したことで肌の乾燥が進み、脱毛効果が低下することもあります。
お酒は失敗の元、と言いますが、脱毛に関してもそれは同じです。施術日前日は禁酒。施術後も、その日一日は休肝日に充てましょう。

化粧水などの使用も注意して

乾燥や紫外線を防ぐためのケアは大切ですが、施術前後は気を付けなければなりません。
まずは当日のクリーム系、オイル系の保湿剤や日焼け止め。これらは毛穴に入り込んで詰まってしまいます。すると脱毛効果が下がってしまい、結果脱毛完了までにかかる期間が長くなる可能性があるのです。当日のクリーム系オイル系は避け、リキッドタイプやスプレータイプのものを使うようにしましょう。
施術後は保湿クリームの使用にも注意が必要です。保湿クリームは油分が多いため毛穴に詰まりやすく、下手すると次回の脱毛に影響が出てしまう恐れがあります。施術後丸1日は使用を避け、専用のローションなどを使うようにしてください。

女性は生理にも気を配って

女性は生理周期にも気を配る必要があります。生理前から生理中にかけては、女性ホルモンが乱れがちになる時期。体調や肌の調子もいつもとは違う状態になっています。そのため、脱毛が思わぬトラブルを引き起こす可能性があるのです。
生理中のトラブルで多いのが痛みや肌荒れです。ホルモンバラスが乱れたことで肌バリアが薄くなり、肌が刺激に対して無防備な状態になることで起こります。また、ホルモンバランスが乱れたことで毛周期も乱れ、折角の施術が無駄になってしまう可能性もあるのです。
VIO脱毛はもちろんのこと、生理中は他の部位も施術しない、というエステやクリニックも多いです。事前に方針を確認しておき、生理と施術予定日が重なってしまった場合はなるべく早く相談することが大切です。

注意点をしっかり守ろう

脱毛中にしてはいけないことには、様々な種類があります。「毛根にダメージを与える」「血行を良くする」「肌にダメージを与える」ことはしてはいけないと覚えておくといいでしょう。もちろん、施術前にしっかり説明を受け自分で理解するようにしなければなりません。
意外なものも多く驚くかもしれませんが、全ては安心安全な施術を行うための決まりです。知らなかったり「これくらいなら大丈夫だろう」と自己判断してしまい、後で後悔したという話も多いので注意が必要です。施術が受けられなくなった場合、キャンセル料などが発生することもあるので、契約時に確認しておきましょう。

注意点をしっかり守ろう